読書めも。

読書好きの20代女性による読書記録。

社長がほしい「人財」!-森本千賀子ーを読んで。

・得意分野、自分の武器を作る。

人は頼り頼られ生きている。それはビジネスの世界でも同じで、自分がほしいと思っているだけでは、自分の思いは叶えられないと思う。自分は相手のために何ができるのかを常に考えて行動することが、自分に魅力を感じてもらい、おもしろいことに声をかけてくれるような人材になることにつながる。

・自分の理念や目標を持つこと。

社会に出ていく上で、自分をしっかり持つということは、幸せな人生を歩むのに必要不可欠な要素だ。自分のコアを言語化すること。そのために、日々自分は何に感動するのかといったことや、好き嫌いなどにも意識を向けたい。逆に他の仕事をしている人の価値観にも触れることも有効だと思う。

私の理念「人のモチベーションの源泉を見出し、それを高めるための手法を自身で開発し、会社に影響力を発揮していきたい」

・Career=働くことを通してどのように生きていくか

「キャリアスター」

 -仕事:ビジネスパーソンである自分

 -余暇:趣味などで好きなことを楽しむ

 -学び:仕事の場を広げる場所

 -市民:地域に根差した活動

 -家族:配偶者、子供、親などと過ごす時間

年代ごとにどの分野に力を入れたいのかは変わってくる。

20代の私は、「子どもを産んだ後も会社に戻ってきてほしいと言われるような人材になるために、しっかりと働いて一流のビジネスパーソンに成長する」が目標。そのために、基礎を大切に習得する一方で、「自分にしかできない仕事をする」という思いを持って働く。入社1・2年目では、いろんな人と人脈を作るために、とにかくいろんな人と飲む。一方で、国際恋愛をしてみたいという夢もあって、外国人と恋に落ちたいという野望もある(笑)

・好きなことを仕事にするには、あえて遠回りをしてみるのもあり。

「好き」というこだわりが強いほど、客観的な視点で見られないことがある。しかし、別の業界でビジネス経験を積んだことで、幅広い視野と柔軟性を身に着けることができる。また、全く違う分野でも、目の前の仕事に対して「独自の工夫」や信念に従って果敢なチャレンジをしたか、自分の仕事の範疇を越えて行動していたかどうかというのは大きい。夢や目標は頭に常に置きながら、目の前のことをそれにつなげるように、精いっぱいやる。経験を積んで将来転職する。「好き」にむかって努力すると考えれば頑張れる気がする。

・自分を元気にする言葉を持つ。

「仕事を追え、仕事に追われるな」

・小さなことに感動する。

幸せの物差しは自分が持っている。つらいとき、悲しいとき、イライラする時こそ、些細なことでもいいからぷらすの出来事に感動をしよう。これは人生を楽しく生きる上で本当に大切だ。