客観思考の大切さ
私が本を読むことが好きなのは、
新しい知識が得られるだけでなく、自分や世の中を客観的に見る機会を
得られるからだ。
人間は主観的な生き物である。
同じ事象がAさんとBさんに起きたとしても、
AさんとBさんの感じること・考えることは違う。
そして世の中を見るときも、
著者の目を通した社会の見え方を感じ取ることができ、
捉え方が豊富になる。
現代の私たちに足りていないのは、
物事を客観的にみるという事だと思う。
「自分」の世界に陥り、他者の世界には興味がない。
というより、外の世界があること自体を知らない。
「自分」の価値観が絶対で、それ以外は間違っている。
(日本の場合は「自分」の価値観を持っている人は少ないと思うけれど)
人間は主観的で感情的な生き物だからこそ、
客観性を常に持って、論理的に考えることも、
大切なのだと思う。