読書めも。

読書好きの20代女性による読書記録。

客観思考の大切さ

私が本を読むことが好きなのは、

新しい知識が得られるだけでなく、自分や世の中を客観的に見る機会を

得られるからだ。

 

人間は主観的な生き物である。

同じ事象がAさんとBさんに起きたとしても、

AさんとBさんの感じること・考えることは違う。

 

そして世の中を見るときも、

著者の目を通した社会の見え方を感じ取ることができ、

捉え方が豊富になる。

 

現代の私たちに足りていないのは、

物事を客観的にみるという事だと思う。

「自分」の世界に陥り、他者の世界には興味がない。

というより、外の世界があること自体を知らない。

「自分」の価値観が絶対で、それ以外は間違っている。

(日本の場合は「自分」の価値観を持っている人は少ないと思うけれど)

 

人間は主観的で感情的な生き物だからこそ、

客観性を常に持って、論理的に考えることも、

大切なのだと思う。