読書めも。

読書好きの20代女性による読書記録。

会社を休んでいます。人生で初めてのギブアップ

実は11月頃から会社をお休みさせていただいています。

 

私は、4月から大手人材会社の法人営業として働いていました。

就職活動の時、「人と関わる仕事がしたい」「働く喜びが溢れる世の中にしたい」と

思い、入社したものの、いつの間にか自分を壊してしまいました。

 

「今やっている業務はいつか自分のためになるだろう」

「3年間は働かなければ」

「人間関係にも特に問題はない。むしろ周りよりも良い環境ではないか」

 

そう思いながら、半年間がむしゃらに働きました。

ただ、心の底では、「本当に私のやりたかったことってこの先にあるのかな」

「得意、好きだと思えることが何一つないな」「やりがいも感じられない」と

違和感を覚えていました。

上司からも「仕事なんてそんなもんだ。つらさが9割でたまに楽しみが1割あるくらい」

と言われ、入社前に描いていた「自分自身の意志を持って働く」姿と、

大きなギャップを感じました。

 

でも、そうなってしまったのは、就職活動の時に、

自分が深く考えられていなかったからだ、今は修行の時だと無理矢理押し殺し、

ただひたすら耐えていました。

 

気づいた頃には、大好きな読書も、映画も、おいしいものを食べることも、

海外旅行も、英語も、全て、興味関心を失っていました。

「〇〇したい」という感情が私の中から消え、

毎日帰宅したら、ソファへ座り、ただ茫然とし、訳も分からず涙が出る。

寝れない。起きれない。30分の通勤も立っているだけでつらい。

 

とうとう最終的には勤務中に、頭痛や吐き気に加え、

めまいや突然涙が出てしまい、メールの文字を読んでも、

意味が頭に入ってこず、記憶力・思考力が低下し、

業務をこなせなくなってしまいました。

 

カウンセラーに病院を行くことを勧められ、

診断結果は「適応障害と軽いうつ病」。

 

休んだ方がいいですと主治医から言われましたが、

休むことに抵抗のある私は、いえ、なんとか薬を飲みながら

様子を見させてくださいと宣言。

 

今思えば速攻休みなさいと言いたい。(笑)

 

1週間、なんとか必死に業務に食らいつきましたが、

もう自分一人では仕事をできなくっており、

クライアントや同僚に迷惑をかけてしまうことが増え、

「私はこの職場にいたら迷惑だ」と考えるようになりました。

 

そして

 

「もう、休みたい」

 

疲れ果てた私はやっと、自分を「頑張る事」から

解放させました。

人生で初めてギブアップです。

 

今は薬の服用しながら休養の日々を過ごしています。

 

こうやって考えて文字に書くことができるようになったのも、

また一つ進歩かなと思います。

 

これから私が社会復帰するまでに、

どんなことを考え、どんな道を描くのか、

またここに記していければと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。